なろう小説/なろう系とは?

有名な用語だが

なろう系というキーワードは、一般人も知っているくらい有名になっています。 しかし、なろう系について正確に分かっている人は少ないかもしれません。

なろう小説とは

なろう小説というのは、主に小説家になろうという投稿サイトに掲載されたオリジナル小説のことです。これが「なろう系」といわれる作品の原作になります。

ラノベとなろう小説

なろう小説は、ライトノベル(ラノベ)やライト文芸と同じカテゴリーに入れられることもあります。しかし、ラノベとなろう小説とは、似ているものの別物といえます。

なろう系

「なろう系」と一般的に言われる作品とは、「小説家になろう」の中で特に人気を博した作品で、かつ、なろう系専門の出版社やレーベルから書籍化された作品のことを指すことが多いようです。

ごく一部の人気作品

「小説家になろう」だけで数十万という数の小説が投稿されています。 そのうちのごく一部の人気作品が、「なろう系」と呼ばれているわけです。

特徴と傾向

なろう系には、共通した特徴と傾向があります。 なろう系の特徴と傾向についてまとめてみました。
なろう系

なろう小説の特徴

オリジナルの同人小説

なろうに投稿される小説の主な特徴としては、まずオリジナルの同人小説であり、コミケで売られているような二次創作ではありません。

イラストはなし

またイラストも基本的にはつきません。テキストのみです。 挿絵の多いラノベとの違いでもあります。

人気のバロメーターは読者数

人気のバロメーターは読者数のみです。読者数はブックマークの数などで判定されます。 極めてシンプルなシステムと言えます。

人気作品は出版社が拾い上げ

ブックマークの数は、人気を博すことで、数万を超えたりします。読者数が数万人いるということです。 そしてブックマークが集まり、出版社から声がかかり、出版されて書店に並ぶ、というわけです。

新人コンテストも開催

また小説家になろうのサイト内で定期的に行われる新人賞コンテストで入賞したりすると、出版社から声がかかり、出版されるという流れです。

なろう系の傾向

「異世界転生」と「悪役令嬢もの」

なろう系と言うと、「異世界転生」小説を思い浮かべる方が多いかもしれません。 女性向けなら、「悪役令嬢もの」が人気です。

実際、なろう系の人気小説には、共通した傾向があります。 その傾向の一つの中に、「異世界転生」や「悪役令嬢もの」などがあるのは確かです。

なろうテンプレ

内容もテンプレといわれるほど共通しています。 冴えない凡人が、ドラクエ風のファンタジー異世界に転生して、チートなスキルで無双する、といった内容です。 これがいわゆる「なろうテンプレ」と言われるのです。

テンプレ以外も人気

数年前までは、たしかに「なろうテンプレ」が幅を利かせる傾向がありました。 しかし、現在では、実際になろうで人気を博している小説は、「異世界転生もの」や「悪役令嬢もの」に限らないようです。

なかなか複雑ですね。

普段は小説を読まない一般層まで

なろう系小説の読者層は、非常に幅広い特徴があります。 コアなアニメファンから、アニメなども見ないような一般人まで、幅広いようです。 普段は小説を読みもしないようなタイプの人達も、熱心に読んでいたりします。

こういうタイプの読者が多いのが、なろう系の特徴でもあります。

なろう系専門レーベル

また、なろう系の書籍を出版する会社は、なろう系専門の出版社もあれば、GA文庫などライトノベルを中心に出している出版社、また講談社などの大手出版社もあります。

ライトノベルとなろう系の違い

似ているが別物

ライトノベルとなろう系小説は、同じ出版社から出ることもあり、内容的にもやや似た傾向があります。 しかしライトノベルとなろう系は、別物と言えなくもありません。

単行本で出版

またラノベは定価600円ぐらいで買える文庫サイズで出版されますが、なろう系の小説は定価が1000円以上の、B6判や四六判の単行本である点も、違いの一つの特徴と言えます。
電撃文庫
ラノベ最大手の電撃文庫。

編集者が選ぶか、読者が選ぶか

またラノベが新人賞によって作品や作家が選ばれるのに対して、なろう系は「小説家になろう」というサイトのブックマーク数、つまり読者人気に基づいて出版される作品が選ばれる、という違いがあります。 つまり編集者が選ぶか、読者が選ぶか、ということです。 なろう系小説は、編集者ではなく読者が選ぶ、というところが新しく、かつ人気の秘密と言えます。

「カクヨム」、「ハーメルン」

また同人小説の投稿サイトも、「小説家になろう」だけではありません。 角川系列のカクヨムや二次創作小説も投稿できるハーメルンなど、多数の読者を持つ投稿サイトはいくつかあります。

ラノベとなろうの中間的なものも

これについては別のところでも書いていますが、別物とはいっても、ライトノベルとなろう系に、はっきりした明確な違いがあるわけではありません。どちらとも取れる作品もあるためです。

このすば、ソードアート・オンラインも

例えばラノベで有名なこのすばやソードアート・オンラインはもともと投稿サイトに掲載されて人気を博した作品です。

魔法科の劣等生

「魔法科の劣等生」も、小説家になろうで人気だった作品ですが、ライトノベルの有名なレーベルである最大手の電撃文庫から出ているので、なろう系とは少々毛色が違ったりします。

やはり一口に「なろう系」と言っても、かなり難しいところがあります。
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